よくあるご質問

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塗料について

水性塗料とは、一定限度の清水で希釈可能な塗料の総称を言います。 塗装・乾燥中の臭気が少ないなどの特長もあり、幅広い用途で利用することができます。 また、タフマックスは揮発性有機溶剤(VOC)を使用しないため、シックハウス問題が発生せず環境にやさしい製品です。
無機塗料は原料に珪素などの無機物を主成分とした塗料です。 無機物は炭素を含む有機物とは違い、紫外線によって劣化しない特長があります。 劣化が激しい有機塗料に対し、太陽光の紫外線で劣化し難い無機塗料は、他の塗料と比較しても長い耐久性(長寿命)があり経済的です。

タフマックスについて

水性タフマックスのバインダーはシリカのアミン塩です。具体的にはアンモニアの一部がアルキル基で置換され、シリカと結合したものです。このバインダーに無機の鉱物顔料を加えることで、水分が蒸発すると各種のカラー塗膜が形成できます。
(財)日本塗料工業会の色票記号やマンセル記号に従い、一部の特殊な色相を除き用意致します。
下記比較表のようになっております。
一般的に、有機塗料のバインダーに無機質顔料等を混合したり、シリコン系塗料等を無機系塗料といっているようですが、無機質成分の比率は20~50%で、有機・無機複合塗料が正確な表現だと言えます。タフマックスはバインダー・顔料とも無機質の材料で、90~95%の無機塗料です。
無機質材料で塗膜ができていますから燃えません。国土交通省の不燃材料に認定されております。火災の際に、有機塗料のように有害ガスを発生しませんし、溶剤も水ですから、保管中や塗装作業中も全く引火の心配は要りません。
タフマックス(親水性)のクリアー材があります。溶剤が水(H2O)で主成分が珪酸(SiO2)のためコンクリート成分の水酸化カルシウム(Ca(OH)2)と反応して珪酸カルシウムが形成されます。そのため、表面が緻密で親水性になり、汚れにくくなります。
カラー材を少量加えて半透明のカラー材を塗る方法等、自由に調整可能な塗料です。
定量の単位は品種により15kg、18kg、20kg等各種ありますが、1kg以上であれば少量でも販売いたします。(ただし、定量未満扱いの場合は価格が割高になります。)
可能です。弊社直接か、タフマックスの代理店にご注文ください。ただし、一般的な塗料とは異なる使用上の注意点がございますので相談願います。
事前に以下の各項目に関する情報を確認する必要があります。
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①塗装対象基材(コンクリート/内装ボード/鋼材 等)の種類
②下地の状態(新設/改修の場合旧塗膜の有無/鋼材の場合下地亜鉛層の有無 等)
③塗装方法(ローラー/刷毛/スプレー 等)
④塗装目的(透明・着色の相違/VOC対策/防錆/光触媒/銀触媒/紫外線劣化対策 等)
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上記確認の結果選択された適切な材料で、実績に基づいた施工要領書に従いご利用ください。
刷毛、ローラー、エアースプレー、エアレススプレー等、一般的な塗装方法で施工できます。ただし、塗料がアルカリ性なので刷毛・ローラーはナイロン製をご使用ください。
(刷毛・ローラーは厚塗りを避けるため長毛を避け、短毛か中毛を選択)
①下地処理について
タフマックス(親水性)は水性です。したがって、被塗装面に油脂分等水をはじく物が付着している場合は塗膜が正常に形成されません。表面を脱脂して親水性にする必要があります。具体的な要領は施工前にご相談ください。

②塗装の環境条件について
一般有機塗料と同様に5℃以下、湿度85%以上は施工困難です。また、夏季に被塗装面が50℃以上の場合には塗料中の水分が急速に蒸発するため、健全な塗膜ができないことがあります。散水等で冷却するか時間をずらして施工することをお勧めします。塗装後6時間以内に、降雨の恐れがある場合は雨天対策をするか、施工を中止するようにお願いしております。

③材料の危険性について
水性なので引火、爆発の心配はありません。有機溶剤を含んでいないので、シックハウス問題発生の恐れは皆無です。塗料はアルカリ性なので、肌荒れや眼の保護には注意が必要です。その他はMSDS(材料の安全データシート)を参照してください。

④保管上の注意点について
直射日光、高温、凍結の可能性のある場所には保管しないでください。ポットライフは開缶の前後によって期限が異なりますのでご相談ください。塗料は粘性が低く顔料が沈殿しやすいため、開缶後は2週間に1回は攪拌し、できるだけ早く使用することをお願いしております。

⑤施工に関して
具体的には、その都度施工要領書を提出してご理解を頂くようにしておりますが、塗装前の材料の攪拌には最大の注意を喚起しております。
はい、そうです。タフマックスがもっともお勧めできる特徴です。一般的に亜鉛メッキ面に有機塗料を塗布すると剥離しやすいといわれています。
主たる原因は
ア、溶融亜鉛メッキの工程でめっき表面に塩化アンモニウムが残存している場合。
イ、クロメート処理をして、未反応材が残っている場合。
ウ、亜鉛の活性が強い場合。
エ、白錆の上に塗装した場合。
オ、塗膜が経年変化で劣化して、裏側に浸透した水分により白錆が発生した場合。
等々があります。

タフマックスの場合は、上記ア~エについては塗装前の下地処理で解決でき、オの経年劣化は無機であることから非常に遅いことと、塗膜が亜鉛の表面に接着力ではなく共有結合なので塗膜を持ち上げることなく剥離しないという特長があります。複合サイクルの促進試験では、2,000時間後に亜鉛の溶出はほぼゼロであったという結果を得ております。

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